またまた湯之谷温泉(鹿児島)
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野沢温泉(長野県野沢温泉村)へは、スキーシーズンによく来ていた。ここには13の(宿泊客は無料&寸志で入れる)共同浴場がある。
そのひとつ「真湯」に浸かりたくなって、5年ぶりに訪ねた。
かつてやった2時間で13湯を制覇などといったバカげたことは、今回は決してしない。野沢の湯はとにかく熱いのだ。しかし源泉を水で割るのはもったいない。
目指すのは、気に入った湯のみ。
真湯⇒滝ノ湯⇒河原湯⇒新田の湯⇒温泉広場「湯らり」(足湯)⇒熊の手洗湯
さすが真湯、滝ノ湯、河原湯、熊の手洗湯は、いとおしい湯であった。新しくできた足湯ではエビスビールを傾けた。
そして夕食後は、
上寺湯⇒麻釜の湯⇒熊の手洗湯
翌日は、
真湯⇒河原湯⇒熊の手洗湯
――と、こんな具合で現地をあとにした。
といっても、2日間で11回(足湯を除く)、湯に浸かったわけだ。はたして、これは多いのか少ないのか……
しかし、共同浴場に来る客のマナーの悪さが気になった。
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泡波くんの“産湯”にあたる1湯目は、霧島神宮のそばにある丸枝霧島荘(霧島神宮温泉)の内湯だった。このあたり集中管理方式とのことだが、それでも湯桶には、活きがいい半端でない量の湯の華が舞う。感動ものである
。これは、この地にあるそれぞれの源泉のレベルが高いからだろう。
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血捨ノ木――霧島連峰の東麓にある宮崎県西諸県郡高原町で、こんな地名に出合った。しかも国道番号は擬似素数。字面を見ただけでも、ぞくぞくしてくる。血捨ノ木は「ちしゃのき」と読むのが正しい。「神武天皇が誕生されたおり、諸物を洗い清められた」ことに由来するとのこと。しかし、神武天皇は実在しなかったのではなかったか。いわれ自体、かなり怪げだが、それはよしとしよう。この地で、すごい炭酸泉に出会うことができたのだから。
このあたり、たかはる温泉郷というらしい。のどかな田園地帯が広がる。かつての土ワイ、火サスなど古代神話を結びつけたミステリーの舞台にふさわしい土地だ。ちなみに、西諸県は「にしもろかた」、高原は「たかはる」と読む。難読地名、覚えておいて損はない。
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今回、浸かったなかで気に入った鹿児島の温泉は以下。まずは、泉質から――、
日置市
・助代温泉
指宿市
・指宿温泉/二月田温泉殿様湯
・指宿温泉/弥次ケ湯温泉
・指宿温泉/東郷温泉
・指宿温泉/市営元湯
・鰻温泉 /区営鰻温泉
・児ケ水温泉/浜児ケ水区営温泉
霧島市
・霧島神宮温泉/丸枝霧島荘
・霧島神宮温泉/みやま荘
・霧の里本館(*絶景、鹿児島空港と桜島が望める。飛行機マニアには堪らない)
「絶景欲」では――、
鹿児島市
・城山温泉/城山観光ホテル(*絶景、桜島と鹿児島市内を一望)
指宿市
・伏目温泉/ヘルシーランド露天風呂(*絶景、開聞岳と錦港湾を一望。写真はいぶすきネットHPより)
あらためて、鹿児島の温泉は究める価値ありと痛感。とくに気に入ったのが温泉の師匠に薦められた「霧の里本館」(霧島市牧園)と、ANAのCFで柴咲コウも登場した「ヘルシーランド露天風呂」(指宿市山川)だった。
しかし、自治体の合併(平成の大合併)があってからは、地名に情緒がなくなってしまった。山川、鰻は指宿市だし、坊津は南さつま市、知覧、頴娃は南九州市である。
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♪花は霧島~ ♪温泉は霧島~ たばこは国分 燃えてあがるは桜島~
やはり、鹿児島は霧島でもつ!
鹿児島空港からのアクセスがいいので、霧島の妙見・牧園地区には十数回は訪れている。週末、発作的に、霧島の湯に浸かりたくなって日帰りしたこともあった。妙見温泉、安楽温泉、関平温泉、丸尾温泉、硫黄谷温泉、新湯温泉、湯之谷温泉などお気に入りの湯は多い。
東側に位置する霧島神宮温泉と称される場所に泊まるのは初めてだ。この丸枝霧島荘の湯に浸かる。蛇口を最大に開け、温泉をぜいたくに投入、それほど大きくない湯槽に活きのいい湯の中に、生まれたてホヤホヤの湯花が舞う。なんと幸せなことか。来る途中、買い込んできたエビスビールのことが、脳裏によぎる。
この宿おすすめである、湯も食事も大当たり、しかもリーズナブル。夕食後、大宴会がはじまった、まずはカラオケから。
写真上は左から、たまたま来ていた社長と、宿の女将そして佐世保からきたKキャプテン。そして福岡から来ていたIさん夫妻。この後、ダンスも始まった。霧島・高千穂の夜は更けていった。
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高知市内から30分もクルマを走らせると、もう、そこは“山岳地帯”と呼ぶにふさわしい場所。 四国が山国であることを痛感する。
全国的に有名なオーベルジュ土佐山にある温泉施設。立ち寄り入浴料800円。どうせ循環・濾過だから、まったく期待しないで訪れた。しかし浸かってみると、意外にいい湯だった(良心的な循環湯)。従業員がお湯をかわいがっている様子がうかがえる。露天風呂から望める山里の風景に癒される。
浴後、2種類のランチを注文……。ひとつは生姜焼きにかつおのたたき、もうひとつが土佐牛ステーキにエビフライ。「~!!、~??」、ディナーも同じだったら食事は期待しないほうがいいだろう。が、空室があれば、宿としては泊まってみたいところだ。
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【熊本】
グリーンピア南阿蘇温泉(97年08月)
黒川温泉/黒川荘 (06年04月)*宿としては評価
黒川温泉/新明館(06年04月)
黒川温泉/お客屋旅館(06年04月)
黒川温泉/旅館壱の井(06年04月)
奴留湯温泉/共同浴場(06年04月)★★★★
山川温泉/山川部落温泉入浴場(06年04月)★
人吉温泉/人吉旅館(07年05月、07年06月)★
人吉温泉/華まき温泉(07年05月、07年06月) ★★★★
人吉温泉/元湯(07年05月) ★★★
人吉温泉/堤温泉(07年05月) ★★★
人吉温泉/たから湯(07年05月) ★★★★
人吉温泉/しらさぎ温泉(07年05月) ★★★
人吉温泉/新温泉(07年06月) ★
人吉温泉/涼水戸温泉(07年06月) ★★
人吉温泉/朝陽館(07年06月) *循環
人吉温泉/中神温泉(07年06月) ★★
人吉温泉/松尾温泉(07年06月) ★★
湯本温泉/元湯(07年06月) *循環
=2007年06月20日改定=
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ここ南きりしま温泉の天空の森と言いたいが、ここは鹿児島空港から霧島温泉郷に向かう途中(右手)、牧園町にある仮設店舗のような食事処である。地元の主婦が切り盛りしている。裏手に行くと手作りの展望台が、眺めは天空の森に近いのでは……絶景浴! 残念ながらANAのCFのような、柴咲コウが浸かっているような足湯はないが。
地理的には写真上の山の向こう側が、天空の森のある妙見温泉方面、直線距離にして約7キロといたところか。
ここでは、おにぎりや豚汁、ヤッコなどが注文できる。さすが、炊きたて、握りたてのおにぎりは、美味かった。前々から知っていたのだが、クルマを停めるタイミングが悪く、いつも通りすぎていた。
人吉からクルマで1時間ほどのところにある湯山温泉(熊本県水上村)――「みなかみ」でなく「みずかみ」と読む――。ネットで評判が良かった、ここにある市房観光ホテルの湯に浸かるつもりでいたが、あいにく時間外。
仕方なく、湯山温泉・元湯へ。「元湯」を名乗るものの、外観を見ただけで湯のレベルは予想できた。 循環とはいえ内湯は並以上の湯だがパンチに欠ける。4畳ほどある露天の岩風呂には、鼻水程度の湯しか流れ込んでいない。
脱衣所には、循環でないことをしつこいほど説明した張り紙があった。
――規模を大きくしなければよかったのに!
福島市はかなり広い。鷲倉、新野地、野地、赤湯、幕川など“秘湯”が点在する「山岳地帯」とも呼べそうな土湯峠もまた、福島市内である。熱い湯よりも温い湯、白濁より透明の湯が好きせいか、どうも感動するような温泉に出会うことがなかった。人里離れた山奥に行けば行くほどいい湯に出会える、という考えは間違いである
土湯峠に向かう前に浸かった、微温湯(ぬるゆ)温泉の湯が気に入った。
名前の通り、いつまでも浸かっていられそうな温めの湯、はじめは冷たいかもしれないが、じわじわ体のなかから温まってくる。 この凄い湯に浸からないで、沸かし湯だけに浸かって帰るお客が多いことに驚いた。
なんと、もったいないことか。
この一軒宿、二階堂旅館(写真)、冬場は閉鎖されている。途中はかなりの悪路、一部ガードレールもないところもある。
仮に冬営業していたとして、ダートをこなし到着しても、寒い時期、温い湯には浸からないと思う。
新高湯温泉、さすが標高の高いところにあるだけのことはある、山に囲まれているため視界は広くないが、晴れていれば「絶景浴」が愉しめる。
浴衣姿の柴咲コウが登場するANAの「旅達」のCMは素敵だ。この絶景浴編の続編、ここで撮影してもらえないだろうか――。
鹿児島・南霧島温泉「天空の森」から東北へ、山形・米沢「新高湯温泉」ということで。もちろんANA機も飛ぶ、庄内空港もあることだし。
写真上は栗の木をくり貫いた湯船。根っこ露天風呂。下は露天風呂から。
白布温泉の後は、2キロほど奥にある新高湯温泉・吾妻屋へ。いつか行きたいと思っていた一軒宿だ。標高は1126メートル。――この“イイフロ”という語呂合わせは、聞いただけで恥ずかしくなるほどで、まったく関心しない。
舗装道が終わると、かなり急な勾配の坂道をクルマは登らなければならない。下りの対向車が来た。温泉マニアはどこにでもいるものだ。登山と同じく、下り優先なので道路端に寄せ待機する。
立ち寄り湯客用の駐車場(写真上)もかなりな勾配がある場所だった。バックから入るが、相方に降りてもらいスペースを確認してもらうことに、背後は断崖絶壁だ。誤れば川底に転落だ。
ちなみにここでは、立ち寄り湯のことを「お試し湯」といっている。
▲眺望露天風呂
天元台高原でスキーをするため東屋旅館に一泊した記憶がある。8年ぶりである。温泉ファンになったのはこの頃からだ。
かつて左から東屋、中屋、西屋の3軒の茅葺の旅館が並んでいた。翌年末に東屋、中屋は火事で消失してしまった。中屋は再建を諦めたが、東屋は復活した。昔のような茅葺でないのが残念だが、仕方ないだろう。
滝のように落ちる3本の打たせ湯、流れ込む内湯。一見、透明に見える内湯には糸状になった湯の華が舞っている。昔のままだ。★★★★
どんないい温泉でも露天風呂になると、湯が滞留して新鮮でないことが多くある。
しかし、ここ白布温泉の露天は、大量の湯が投入されていた。浸かるにあたいする露天風呂だ。
温泉ファン(マニア)になるきっかけになった白布温泉、こんどは再建された東屋に宿泊してみたい。
霧島温泉郷から妙見温泉へ下る途中、福寿、塩浸、ラムネ、日之出、安楽など多くの温泉があるが、なかでも気になっていたのが安楽温泉だ。
新川渓谷沿いの国道わきに数軒の宿があるのだが、いつも通りすぎてしっまていた。クルマを停めようと思っても駐車スペースがほとんどないのである。しかし、この日は数少ない駐車場所を見つけることができた。早朝から、周囲は地元ナンバーばかりである。しかも若葉マークを付けた軽自動車が多い。
大量のペットボトルに湯を汲んでリレー式に、軽自動車に積み込んでいる数人のオバアを見て笑った。元気でないか! このオバアたちだったら、銀行強盗も成功するのではないか。
安楽温泉、この日は「さかいだ温泉」、外見は規模が小さいものの中に入ると、すさまじいばかりの湯が流れ込み、そして押し流されていく。それはまるで洪水のようだ。
蒸し風呂や打たせ湯があるのは当然のこと、砂ね湯、石ね湯なんていう変わった湯もあった。
人吉から霧島温泉郷にある一軒宿、湯之谷温泉・湯之谷山荘へ。途中、コンビニでやっと出会えたエビスビールをみっちり仕込み、関平鉱泉わきにある牧園町特産品販売所でつまみ用にチラシ鮨と高菜炒めを買ってきた。今日はもう、運転しないから飲めるのだ。
湯之谷温泉にある温い湯(硫黄を含む炭酸泉)が、とくに気に入っている。
宿は改築され、部屋にはトイレが設置されていたことに驚く。湯治場そのままだった浴室も新しくなっていた。熱い湯槽と温い(半畳ほどの小さな)槽の間に、新しく湯槽ができていた。
しかし、熱い湯槽も温い槽も、容量を大きくしていないため、湯にはいままでと同じように湯花が舞っていたことが、なにより嬉しい。 泉質はかつてのままである。そして、ビールをもって露天風呂へ急いだ。
人吉の郊外へ移動。場所は球磨川沿いにある。この「たから湯」、女性受けする値の張る旅館だが、立ち寄り入浴も受け付けている。入浴料は500円。
風呂の扉を開けて、思わず叫びたくなった。
ここは東北地方の湯治場にあるように、脱衣所と浴室が分離していないのだ。さえぎる壁がない。しかも、別府の竹瓦温泉のように、脱衣所からは浴槽が見下ろせる。服を脱いだら、木製の階段を下りなければならない。
湯の輝きを見れば、湯の良し悪しは分かるつもりだ。炭酸泉、「液感」がまるで違う。溢れ流れ出る湯を見て、愛おしくなってしまった。
ちなみに、効能を見て笑った。この湯、ヒステリーに効く らしい(←写真撮り忘れ)。
この後、人吉での六湯目、「しらさぎの湯」へ。
人吉にある温泉のレベルは半端でないほど高い、しかも炭酸泉。温泉マニアの間で評価が高いのも納得した。鹿児島・霧島や妙見温泉に行くなら、ぜひ熊本・人吉へ足を伸してみたらどうだろう。
全国各地に「小京都」と称される観光地が数多くあるが、あまり期待しない方がいい。
小京都と呼ばれる地を訪ねて、何回幻滅させられたことか。とくに売り物がない観光地を小京都と呼ぶのではないか、と疑いたくなる。人吉もまた、九州の小京都と呼ばれている。
しかし、人吉は違った。
急流の球磨川ぞいに広がる城下町も素敵だが、なにせこの町のあちこちから半端でない泉質の炭酸泉が湧き出している。市内には28の公衆浴場(温泉)がある他、日帰り入浴可能な施設が多くある。こんな凄いお湯に毎日、浸かっていられたらなあ~~、思わず嫉妬してしまう。
さて、人吉での二湯目はこの日である宿、人吉旅館の湯である。もちろん炭酸泉だが、熱いので泡がまとわりつくことはないが、ヌルヌル感がたまらない。浴室裏には、源泉を同じくする公衆浴場の人吉温泉がある。
韓国から来た女将のいる老舗旅館、センスがいい。料理も美味い。
つぎ来る時は、韓国料理を食したい。
人吉(熊本県)での一湯目は、郊外の田園地帯にある「華まき温泉」。途中、カーナビが役に立たなくなったが、地元のオバアに聞いて、何とか行き着くことができた。
温めの炭酸泉だ。気泡が肌にまとわり着く。直下からの湧き出しではないが、生まれた直後の湯である。湯の輝きがまるでちがう。トロトロになってしまう。
浴後、休憩室に行くと、受付にいたおじさんがお茶と高菜炒めを出してくれた。 この人がオーナーさんだった。温泉ファンの話を聞きつけて訪れたある温泉評論家の話などしてくれた。この温泉評論家は、入浴料300円をタダにしろといったという。維持するため、いろいろ苦労があるらしい。
この凄いお湯、変わらないままいつまでも沸き続けてほしい。
海中からこんこんと湧き出す温泉――汐間温泉。サーファーがいる場所から近い海岸にあるのだが。今回も、干潮時に訪れることができなかった。
しかたなく、洞輪沢(ぼらわさわ)漁港に引き返す。宿で知り合った熱烈な八丈島・温泉リピーターのSさんと、漁港わきにある洞輪沢温泉【写真下】と、「みはらしの湯」(末吉道ヶ沢温泉)に浸かった。
なんとSさん、みはらしの湯の露天で4、5時間すごすこともあるらしい。確かに絶景で、かなたにも島影は見えず“絶海の孤島気分”を味わうにはたまらない環境にある。
※追記:洞輪沢温泉は入浴料無料、末吉の集落で管理されている。東北や九州にある集落で管理される温泉のようで、八丈島にある温泉なかで一番好きだ。動力による湧出だが、投入口は間欠泉のように唸りをあげる。
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長湯・七里田がある竹田市から別府に移動。
別府、鉄輪、明礬、観海寺、亀川、柴石、堀田、浜脇の8つの温泉郷からなる別府八湯。
ここでは湯遍路さんに。これは別府八湯にある内88カ所の湯に浸かりスタンプを集めながら、湯の道をきわめるというものである。
まず、温泉道修行者に必携のスタンプ台帳を兼ねたスパポートと、ガイドブック「別府八湯温泉本」を購入。
今回いくつに浸かることができるか。
1日目は、午前中に長湯、七里田に浸かって湯疲れしていたため、3湯で断念した。
①別府温泉/ホテルニューツルタ
②別府温泉/梅園温泉
③別府温泉/竹瓦温泉【写真】
翌日は、3湯で時間切れ。
④明礬温泉/別府保養ランド
⑤観海寺温泉/いちので会館
⑥堀田温泉/夢幻の里
道は遠い、88湯を制覇するのはいつのことになるだろう――。
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宿をチェックアウト後、マニアに評価の高い湯を選んで、ピンポイントの温泉めぐりへ。
まず、宿の隣にある市営公衆浴場「長生湯」から。その後、長湯温泉でもっとも離れたところにある「ながの湯」に移動。そして「千寿温泉」へ。
そして「万寿温泉」にも浸かる予定だったが、入り口にタヌキの置物が飾ってあるのを見て、入るのをやめた。いまの時代、センスを疑わざるをえない。しかし後日、温泉サイトをチェックしてみると評判のよいことを知って後悔する。で、教訓――温泉は(入り口)外見で判断してはいけない。
なかで、もっとも溶け込んだ成分が濃そうで気に入ったのが、「ながの湯」(写真)。それほど大きくない湯桶に、過剰とも思える湯が注がれあふれ流れている。なんとぜいたくな、いやもったいないのか……。時おり、間欠泉のように、ゴボゴボと大量の湯が吐き出される光景は感動的である。
一方、期待はずれだったのが100円で入れる民間の湯「千寿温泉」。湯桶の大きさに対し投入される湯量が少ないうえ、湯面に油が浮いていた。まあ、1回浸かっただけで判断するのはよくないだろうが。
ひさびさに独断と偏見で温泉評価をしてみたい(★5つが最高)。
長湯温泉/
宿坊 翡翠の庄(―、やっぱ泊まってみないとね…)
ラムネ温泉(★★★、人がいない時に…)
天満の湯(★★★、100円で1~2時間は浸かりたい)
長生湯(★★)
丸長旅館(★、宿として評価高い)
ながの湯(★★★★、人に教えたくない)
千寿温泉(―、100円だからね…)
七里田温泉/下湯(★★★★、しかし人が多すぎる!)
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長湯温泉の宿は、“黒川温泉風”に改築された丸長旅館。客室は6部屋。通された10畳ほどの和室からは、ガニ湯が見下ろせる。センスがいい。館内に内湯が3つ、そのうちのひとつに入る。外出しないで、本格的な炭酸水素塩泉に浸かれるのはうれしい。
夕食――メインディシュは、えのは(ヤマメ)の唐揚。揚げ加減が絶妙である。引き上げ湯葉、紅白なます、焼き筍、海老芋の煮物など、すべて美味かった。
だが、営業が弱いせいなのか、そばにある新鋭のサッポロビール日田工場でつくられたビンの黒ラベルが置かれていなかったのは残念だった。日田工場産はコンスターチが混ざる麦芽100%でないものの水のせいなのか、それに勝る美味さがある。
朝食には出汁巻きタマゴも、温泉タマゴも熱々のものが出てきた。つくりたての温泉豆腐に、茹でたばかりの温野菜に山菜……。わきには、炊きたてのご飯、味噌汁と、こだわりのある漬物、十分すぎる。
でも、日田工場産のサッポロ黒ラベル、湯上りに飲みたかった。
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長湯温泉の2湯目は、ラムネ温泉館。老舗の大丸旅館の外湯で、一般客に開放している。料金は500円。
内湯は42度、この時期はビニールハウスに覆われている露天は32度、ともに炭酸泉である。やはり高い濃度の炭酸が溶け込んだ低温の湯の方がすごい、体中に気泡がこびりつく。投入口そばでアワアワを楽しんだ。
人気があるため、訪れる客が途切れない。しかも土曜日、ゆったりと浸かることができない。やはり平日ひとのいないときに浸かりたい。
3湯目は、市営の公衆浴場、天満湯(写真)。入浴料金は100円。ひとがおらず貸切状態。投入口からは、ときおり間欠泉のように、強くお湯を吐き出される。ぬるめのお湯に何時間も浸かっているには最適な場所だ。★3つ。
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長湯温泉の1湯目は、宿としては評価の高い「宿房 翡翠之庄」の小浴場(写真)。湯口から流れ込む湯量はかなり少ない。その割に浴槽が大きすぎる、1/3が妥当だろう。いくら源泉・掛け流しといってっも、これでは湯に力が感じられないのは当然だ。
浸かっていると、子連れのお父さんが入ってきた。子供は4歳くらい。その子供は、湯に浸かると悲しそうに言った。「お父さん、これラムネの湯じゃないよ」。お父さんは言い返す。「そうだね、泡が着かないね。あとでラムネ温泉に連れてってあげるからね」
泉質を直感的に判断できる大分の子供、恐るべし! 将来、温泉ソムリエや優秀な温泉マニアに育つことは間違いないだろう。
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出雲大社は大国主大神がまつられているだけのことはある、凄みを感じさせる建物だった。
このあと、少し欲を出したのがいけなかった。
玉造温泉で立ち寄り湯をすることにした。共同浴場「玉造温泉ゆ~ゆ」が入る5階建てを見て唖然とした。しかも風呂は最上階にあるという。わざわざポンプで上に上げているわけだ! 循環に決まっている。共同浴場を見れば、おおよそ温泉全体の体質が想像つく。 ――ここで諦めればよかったのだが。
老舗旅館ぽいYという宿を探して、浸からせてもらうことにした。案内され温泉の入り口に着く前に、強烈な塩素臭が鼻をついた。「失敗した…」湯に浸からず、シャワーだけ浴びて出てしまった。この間、おそらく3分に満たない。これほど強烈な塩素臭、プールでも珍しい。 鬼太郎も、むせて逃げ出すことだろう。
聞けば、ここは団体客むけの“カニ食べ”放題の宿だとか。北韓で捕れ、輸入されたモノが美味いはずはない。
米子空港の出発時刻には時間があったので、境港にある水木しげるロードを訪ねる。120体の妖怪ブロンズが並ぶ、この町には笑えた。
水餃子専門店「張夫人の水餃子」で食した台湾餃子は絶品だった。
玉造温泉には行かないが、境港にはまた来ることがあるだろう。
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小屋原温泉は松江から西へ約80キロ、三瓶山の西麓にある。
この湯に浸かることだけが目的なので、この日、宍道湖にも出雲大社にも目もくれず、ただひたすら西へクルマを走らせた。途中立ち寄った道の駅・湯の川で飲んだしじみの味噌汁が美味かった。1杯100円なり。
出雲市を過ぎると、右手に日本海が広がる。雨がぱらつき、寒々しい海、「山陰」のイメージそのものだ。BGMには演歌が欲しい。
所要時間を2時間半とみたのだが、意外と早めに到着することができた。
小屋原温泉「熊谷旅館」は一軒宿である。部屋に案内されると早速、湯に浸かりにいく。
内湯が4つ。泉質は同じだが、浴槽の大小により、温度と湯の色が微妙に異なる。湯を見て、“超美形の湯”であることが即分かる。泉質は含二酸化炭素・ナトリウム・マグネシウム塩化物炭酸水素塩泉というらしいが、要は食塩泉+炭酸泉である。
湯に浸かると絶妙な温度加減、温めの33~34度くらい、いくらでも浸かっていられる。体に微小な気泡がまとわりついてくる。口にすると美味である。ポカリスエットに塩を少々溶かした感じだ。
4つの内湯のうち、入り口から2番目の湯が一番気に入った。
さすが温泉マニアが高く評価するだけのことはある、遠くとも再び訪ねたい。
小屋原温泉「熊谷旅館」(島根県大田市三瓶町小屋原)★★★★★
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高知市の西、いの町にある蘇鶴(そかく)温泉。周囲は「山里」ということばがずばり当てはまる見事な景色。傾いた陽のなか、ススキの穂が揺れていた。
入り口に、笹温泉で出会えなかった、8の字になったムカデがいた! カメラを向けたが、気持ち悪いのでやめた。すると乗りつけたクルマに潰され、昇天してしまった。
循環でないかを確認するため、吸引口があるかないかなど“仕掛け”探しをしてしまう。どうも意地悪な入り方をしてしまうのは、悪い癖だ。けっきょく仕掛けなどなく、源泉掛け流し(加熱)であるを納得する。たいしたものだ。
冷たい源泉の小さな浴槽と、加熱した湯が掛け流れる大きな浴槽。先客がずいぶんいた。源泉と加熱湯に交互に浸かる。
宿泊施設を備えた一軒宿だが、多くの地元の人たちが銭湯かわりに浸かりにきていた。情緒などないが、近くにあれば、毎日浸かりに来たい。でも、土佐のホテルのシャワーといい沸かし湯は、どうしてあきれるほど熱いのか、素朴な疑問である――。
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(物部川水系の)上韮生(かみにろう)川沿いの道を進むと、笹温泉の看板が現れる。ここを左折し5分ほどで到着する。
高知龍馬空港から1時間半ほどだが、そうとうな山奥に来た感じがする。
ここ笹渓谷は紅葉のお薦めスポットらしいが、この時期、紅葉はごく一部にしか見られなかった。ピークは11月末ころだろう。
駐車場には2台のクルマが停まっており、1台が発進するところだった。クルマはさらに奥に向かった。来た道をそのまま行けば、県境を越え徳島側の祖谷(いや)にいたる。……四国の山岳地帯を集中的にまわってみるのもいいかもしれない。しかし温泉が少ないのが難点だが……
さて、笹温泉――。外観、内観ともおしゃれだ。センスがいい。持ち主はただ者でないと見た!
営業は土日と祝日だけ、10時~17時まで。
受付で大人一人800円を支払い、壁に貼られた温泉分析表を見ると単純硫黄冷鉱泉と記されている。この泉質、意外と高知に多い。昨年末、ダートを行った奥白髪温泉(長岡郡本山町、2005年12月入湯)を思い出した。
更衣室には「注意!! ムカデ出没」の張り紙が。
浴室の扉を開けると、誰もいない。硫黄の匂いが漂う。木製の桶が窓側に鎮座し、湯があふれ流れている。ウルウルになる光景だ。3畳ほどの広さの浴槽には湯の華が舞う。湯温はおそらく37~38度くらい。源泉・加熱・かけ流し。
そして湯に浸かる。温くもなく熱くもない絶妙な温度加減、いくらでも浸かっていたくなる。それ以上に「液感」がたまらない。――もしアンパンマンが浸かったら、気持ちよくて、溶けて湯の華になってしまうだろう――
規模を大きくさえしなければ、土佐のあちこちで、こんなにすばらしい温泉に浸かることができたのかもしれない。
窓からは笹川の清流が見下ろせる。紅葉のピークに来たら、もっと素敵だろう。
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霧島エリアにはいり妙見温泉の手前まできたが、まだ午後3時すこし前である。前々から気になっていたものがある。
「←嘉例川駅」という左折を示す看板だ。
相方の了承を得て、左折。2、3分ほど行くと、タイムスリップしたような駅舎が現れた。幼いころ見た風景に会えたようで、思わず目が潤みそうになる。100年前の駅舎は、まるで『時をかける少女』の撮影セットのよう。土曜日の実験室から、芳山和子と深町一夫が時空を飛んで来たのが、ここではなかったか。そういえばラベンダーの香があったかもしれない。テレポーテーション、タイム・リープへ。
ここがJR肥薩(ひさつ)線の嘉例川(かれいがわ)駅である。
駐車場には何台かのクルマが停まっていた。駅にはいると、先客が20人ほどいた。うち明らかにテツと判別できるのが2人、彼らは撮影の場所選びに忙しい。
ちなみに、肥薩線は八代駅(熊本県八代市)から隼人駅(鹿児島県霧島市)をむすんでいるが、3つ(八代―人吉、人吉―吉松、吉松―隼人)に分断され、げんざいでは直通列車はない。もちろん、すべて単線、非電化区間である。九州新幹線の開業(2004年3月)にともない鹿児島中央駅から霧島エリアへの観光客を運ぶために「はやとの風」(鹿児島中央―吉松)が運行されるようになった。
さらに肥薩線にある大畑(おこば=難読駅名=)駅は日本で唯一のループ線のなかにあるスイッチバック駅ということで、鉄道マニアの会話によく登場するということを覚えていても決して損ではない。
いよいよ、「はやとの風」が姿を現した。蒸気機関車を彷彿させるロイヤルブラックの塗装。キハ147形気動車である。
ホームにいる人たちはいっせいにカメラを向ける。みなうれしそうだ。こんな光景の前では、みんな鉄道マニアになる。
時刻表では、「はやとの風3号」は5分停車のち嘉例川駅15時37分発、鹿児島中央行きである。
乗ってみたくなった。たまには、テッチャンぽい旅もいいかもしれない。
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翌朝、もう一回、至高の湯に浸かり、いとおしい湯に別れを告げる。「また来るからな」ひとり呟く、危ない自分がいた。一方的な片思いである、あたりまえだろう。そもそも、温泉と相思相愛とはどんな状態をいうのだろうか。
この日は北薩摩から霧島の妙見温泉に移動。
これまでの温泉めぐりでは途中にある各温泉を攻め、1日に5~10湯くらいに浸かるのがふつうであった(相方は呆れてつき合ってくれなかった……)。
マニアの間で、このように1つの湯でも多く稼ごうとすることを数泉(かずせん)という。
だが、さいきんでは数泉しなくなった。いい湯に浸かったあと、循環系のひどい塩素泉に浸かって、気持ちよさを台無しにされたくないからだ。
悲しいことに、いい湯はほんとうに少ない。
立ち寄り湯をしなかったかわりに、薩摩の北の守りであった出水の武家屋敷を散策したり、上場高原で満開のコスモスを見たりするなど、これまでにしたことのない観光地めぐりをしてしまった。そして肥薩線の嘉例川駅に立ち寄った。
われわれの温泉めぐりは、ピンポイントである。よさそうな温泉をピックアップして、それを線でつなぐ。A温泉からB温泉へ、途中にある観光スポットには目もくれない。神社仏閣やら、○○高原や××の滝など、そんなものは想像できるからだ。観光スポットの多くは期待を裏切り、見るに値しない。
さて、本日の宿、妙見温泉おりはし旅館に到着。立ち寄り湯をふくめ5回目、今回は別館山水荘に泊まる。この宿、夕食に凝っていてウナギの蒲焼が出てくる。
妙見温泉にリピートするのは、泉質のよさもあるが、アクセスのよさである。鹿児島空港からクルマで15分、羽田発の1便に乗れば、9時過ぎにはすごい湯に浸かることができるからだ。
そしてお気に入りの「キズ湯」に浸かる。ここも昨日の至高の湯と同じく、温めの湯でいくらでも浸かっていられる。しかし、いくら良い湯であっても、昨日の至高の湯のあとでは、感動は薄い。浸かる順番をまちがえたかな。
翌朝、チェックアウトをすまし、妙見温泉の奥にある野湯・和気湯に浸かった。直下からお湯が湧き出している。星5つ。更衣室もなく、囲いもないうえ、ハイキングコースにあるので、女性にはつらいかもしれない。
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とろろ昆布の湯? 紫尾温泉
鹿児島遠征第5弾――はじめての北薩摩エリアである。今回は、温泉マニアの間できわめて評価が高い温泉をめざす。鹿児島空港の北北西、クルマで2時間半ばかり行ったところにある。
途中、紫尾(しび)温泉の看板を目にすると、相方の意見も聞かず、立ち寄ることを勝手に決めこむ。ここもまた評価が高いからだ。
元湯にあたる紫尾温泉「区営大衆浴場(神の湯)」に浸かる。泉質は単純硫黄泉、透明だが離れると全体に緑がかっている。硫黄臭が心地よい、とろろ昆布を溶かしたようなヌルヌル感がたまらない。
入浴料200円(地元の人は100円)は、安すぎるのではないか。運営費がまかなえるのかと、つい心配してしまう。
相方も湯が気に入ったようで、ほっとした。(さいきん温泉選びでは、めったに外すことがなくなった!)
真下から湧き出す、“至高温泉”
午後4時少し前、この日の宿でもある目的の×××温泉にたどり着いた。部屋はバリアフリーの大きなバスつき。蛇口を開け放しにすれば、源泉かけ流しの浴槽にすることができるのだ。
荷物を置くとただちに、お湯に向かう。
下手にある男湯を開けると6人ほどの先客がいたので、上手の湯に入った。ここにも地元の先客3人がいた。挨拶をして浸からせてもらう。
3畳ほどの広さがある湯槽の直下から湯が湧き出している。プクプクと気泡が浮かび、生まれたばかりの透明な湯は槽を満たし、あふれ出ていく。湯の“ツヤ”がすばらしい。何時間でも浸かっていられそうな絶妙な温度、35~36℃くらいか。常連のなかには3時間も浸かり、帰っていく人もいることは、うなずける。
泉質はこれまで浸かった湯のなかでも最高ランクをつけても足りないほどすごい湯だった。ほかの地にももっとすごい湯があるのだろう、まだまだ修行が足りない。
「(遠くからお客がたくさん来ると困るから)紹介してもらいたくない」と地元の常連さんに言われたので、温泉名は明かさないことにする。
日帰り入浴は7時~21時30分まで、料金は300円。入浴客が絶えることはなかった(とくに男湯は)。
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(八丈島の)汐間海岸に湧く汐間温泉は、夏の干潮時にしか浸かれないという“幻の温泉”である。
洞輪沢温泉からゲートを越え断崖沿いに行くと、海に漂うサーファーの姿が見えてくる。汐間海岸である。ここは玉石がころがる。ここを訪れるサーファーたちは、そうとうな上級者であるはず。
汐間温泉の場所を達人サーファーに尋ねると、洞輪沢の方を指さす。
「あのへんだと思いますよ。毎週来てますけど、浸かってるいるヒトの姿、見たことないですよ」と言った。
来た道を戻ると、海岸に下りる階段がある。そこに「汐間温泉」と書かれたボロボロの看板があるではないか。四半世紀前のものではなかろうか。
海岸に下り、直下から湧き出す温泉を探そうとするが。玉石にサンダルでは危ない。完全装備してこなかったことを後悔する。しかも波も荒い。
即、撤収(なんて根性なしなのだろう!)だいだいの位置をつかめたことだけで満足する。つぎは干潮のときに来よう。
このあと中之郷温泉 「やすらぎの湯」、裏見ケ滝温泉に浸かりいい気分になった。
やすらぎの湯からは東京都の絶海の孤島、青ヶ島の島影がくっきり見えた。渡ってみたい島のひとつである。
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「め組茶屋・ソーダの湯」を堪能後、この日、三度目のトロトロ状態になっていた。
阿蘇くじゅう高原は、雨。
霧がかかり、視界は最悪だ。
七里田温泉を示す看板を恨めしく見送りながら、赤川温泉へ急ぐ。
途中でビールでも仕入れようと思ったが、まったく店は見当たらなかった。
そして一軒宿の赤川荘に到着。部屋に荷物を置き、湯に浸かりに行くと、続々と日帰り入浴客が現れる。こんな山奥によく来るものだ、と感心させられるほど。だが、湯に浸かると納得した。時間がかかっても、訪れる価値がある。
内湯は、冷たい源泉のままの湯と、その2倍ほどある沸かし湯のふたつ。その先に滝が見える露天風呂がある(当方、露天にはまったく関心がない)。
含二酸化炭素・硫黄・カルシウム・硝酸塩冷鉱泉(硝化水素型)、泉温は20℃と冷たい。
冷たい源泉に浸かった直後、熱い湯に浸かる。それを何回か、繰り返していた。
この湯のすごさ、どうも他人の文章を引用してしまいそう…。温泉ファンのHPで多く紹介されているので、そちらを見てもらいたい(写真下が源泉そのままの浴槽)。
▽赤川荘HP
http://www.akagawaonsen.com/
赤川温泉「赤川荘」★★★★★
(大分県竹田市久住町赤川4008-1、2006年04月22日)
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奴留湯、山川に浸かって身も心もトロトロの状態で、県境を越え大分県へ入る。
本日の宿は赤川温泉なのだが、チェックインには早すぎるので長湯温泉をめざすことに。途中立ち寄ったワイナリー(久住ワイナリー)にいた感じのいいお兄さん(←ラガーマン! =大学リーグ戦グループ=)に勧められたのが、「め組茶屋・ソーダの湯」である。民間の日帰り温泉施設。入浴料は500円。
七里田温泉のそばにある。だから、七里田温泉のひとつと言っていいのかもしれない。オーナーが温泉名をつけるのを、拒んでいるのだろう。
温泉手前にある給水場所には、水を詰め込む客がひっきりなしにいた(もちろん、有料である)。口に含むと、そうとう美味い。
それを沸かした湯も炭酸分が飛んでいないようで、投入される湯は常に微小な泡を作っているのを見た(写真は足湯のみ、湯船は人がいたので撮れなかった)。
黒川温泉に幻滅したが、その周辺にある観光化されていない温泉、ただものでない!
め組茶屋・ソーダの湯★★★
(大分県直入郡久住町大字有氏4510-2、2006年04月22日)
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奴留湯(ぬるゆ)――このおどろおどろしい字面から「奴隷たちを留めた湯」「奴隷の身分に留まらせしめた湯」などと妄想を膨らませていたが、まるで違った。
むかし、殿様のお供をした奴たちが、ぬるめの温泉にゆっくり浸かり、旅の疲れを癒したことからこの名がついたという。
丸石が敷かれた浴槽からは、もったいないほどにお湯が溢れ出している。思わず涙ぐんでしまう光景だ。
奴留湯温泉・共同浴場★★★★
(熊本県阿蘇郡小国町北里2248、2006年04月22日)
無色透明の硫黄泉は38度。いくらでも浸かっていたくなる絶妙な温度加減。胎児に返った、そんな錯覚をさせる。
先客のおにいさんは浴槽枠を枕がわりに爆睡していた。
温泉マニアの間で評価が高いのはうなずける。
入浴料金は200円、入り口に置かれた料金箱に投入する仕組み。施設を管理するのは、奴留湯温泉委員会。このネーミングも気に入った。いつまでも残っていてほしい、痛切に願う。
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さすが全国区の黒川温泉である。一番近いという熊本空港から一般道を走らせ2時間弱。平日にも関わらず入湯手形をぶら下げ温泉めぐりをする客が多くいた。若年層から高齢者までと幅広い。
入湯手形(1200円)を購入すれば、加盟する旅館の露天風呂3カ所に入ることができる。有効期間は発行日から6カ月、マニアなら1日で7枚、8枚こなすことだろう。
さて、黒川温泉といえば新明館、新明館といえば洞窟風呂と連想させるほど。いやがおうなしでも期待が高まる。当然、一湯目は新明館へ。
まず、岩戸風呂と名づけられた露天に浸かる。だが?????…。湯に迫力が感じられず、しかもぬるい。まあ、眺めは良いのだが。
「新明館といえば洞窟風呂だからな」と自分を納得させ、手前にある洞窟風呂へ。暗闇のなか湯が流れる音だけが聞こえる。露天より温度も高く、泉質もいいかもしれない。感動がない。期待しすぎたのがいけないのだろう。
こうして黒川温泉めぐりが始まったのだが…。
*湯量は豊富なのだろうが、それ以上に客が多すぎる。湧出量に対し(温度が高いためと称し)20%水道水を加水している。「衛生管理を確実に行うため、入浴者が多い時や気象条件などに応じて、タンクの中に次亜塩素酸ナトリウムを投入することがあります。」と掲示されていた。加水かけ流し、時々塩素投入――自ら明らかにしていることは良心的な温泉郷であると評価できる。だが、明らかに許容量を超えている。
(★5つが最高、あくまで泉質にこだわり、宿としての評価でない。所在地はすべて熊本県阿蘇郡南小国町)
黒川温泉「新明館」
宿泊客専用の内湯に浸かってから判断しないと(2006年04月21日)
黒川温泉「お客屋旅館」
すごい硫黄臭、上写真(2006年04月21日)
黒川温泉「黒川荘」
宿泊、宿として高い評価(2006年04月21日)
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カンピレーの滝にも、(陸路では行けない“密室”の集落)船浮の裏にあるイダの浜にも、炭鉱跡にも行ったし、海も飽きた…。さて、どうやって過そうか――。
西表島温泉(沖縄県竹富町)に浸かってみた。
はっきり言って良かった。
熱帯林に囲まれ、内湯からも露天からもマングローブが見える!
こんな景色が見られるのは、日本ではここだけだろう。内地(ヤマト)では、まず見ることはできない。
内湯が窓側(洗い場の方でなく)に溢れていたことなどから、たぶん循環系(加熱・加水・濾過)だろうが、塩素臭は感じられない。日帰り入浴料金1500円は高く感じるかもしれないが、この西表島温泉、かなり良心的な施設である。
西表島にある温泉なんて、という偏見をもっていた自分いたく反省するのでした。
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【鹿児島】
▼指宿・山川
指宿温泉/シーサイドホテル
指宿温泉/砂蒸し館
指宿温泉/二月田温泉殿様湯(07年12月)
指宿温泉/弥次ケ湯温泉(07年12月)★
指宿温泉/東郷温泉(07年12月)★
指宿温泉/市営元湯(07年12月)
指宿温泉/ウィークリーマンション海水(07年12月)
鰻温泉/区営鰻温泉(07年12月)★★
児ケ水温泉/浜児ケ水区営温泉(07年12月)
伏目温泉/ヘルシーランド(07年12月)★ *絶景欲!
▼屋久島
尾之間温泉/屋久島いわさきホテル
▼霧島
湯之谷温泉/湯之谷山荘(05年12月、06年01月、06年06月、07年05月、08年05月)★★★
硫黄谷温泉/霧島ホテル(05年12月) *湯量すごい!情緒ナシ
新湯温泉/国民宿舎新燃荘(05年12月)★
関平温泉(05年12月) *未湯
新床温泉(05年12月、08年06月)★
祝橋温泉(05年12月)
霧の里本館(08年01月、08年06月)★
霧島温泉/旅行人山荘(06年01月、06年02月)★ *桜島と錦港湾を望む絶景の露天風呂! メシ不味い
湯之野温泉/国民宿舎みやま荘(06年01月、06年02月)★★★ *半端でない湯花の量
霧島神宮温泉/霧島ハイツ(06年01月)
霧島神宮温泉/丸枝霧島荘(08年01月、08年05月)★
野々湯温泉(06年01月)★★
栗野岳温泉/南洲館(06年02月)★
妙見温泉/石原荘(06年02月、08年06月)★
妙見温泉/おりはし旅館(06年02月、06年06月)★★
妙見温泉/おりはし旅館別館山水荘(06年06月、06年10月)★★★★
妙見温泉/和気湯(06年10月)★★★★ *野湯
安楽温泉/朱峰(06年02月)★
安楽温泉/さかいだ温泉(07年05月)★★★
▼鹿児島市内
城山温泉/城山観光ホテル(07年12月)
/ホテル満秀(07年12月)
湯河内温泉/かじか荘(06年10月)★★★★★
紫尾温泉/区営大衆浴場(06年10月)★★
助代温泉(07年12月)テイエム牧場温泉(08年01月)
=2008年6月15日、更新=
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鹿児島空港からクルマで15分の距離内に塩浸、安楽、日の出、妙見など本格的な温泉が点在する。さらに15分行けば、霧島温泉郷がある。
もちろん源泉がドバドバと投入されて溢れ出る掛け流しばかりで、その泉質は半端でない。溶け込んだ成分が肌からからだ全体に浸み込んでくるのが実感できる。
羽田―鹿児島、実質的な飛行時間は1時間半。草津や伊豆に行くより、はるかに早い。
なにせ7時台前半の1便に乗れば、(このあたりは早朝から日帰り入浴OKの宿が多いため)もう9時半には妙見温泉のすごい湯に浸かることができるのだ。日帰りだって可能だ。
航空運賃は早割などを使えば片道1万3000円ほど。
東京近郊の温泉で、循環系の「塩素泉」に浸からされ、美味くもない刺身や茶碗蒸しを食わされぼったくり料金の宿泊代を払わされることを考えれば、航空運賃高くない。
昨年12月から鹿児島の温泉を集中的に攻めている(←まだ霧島周辺しか知りませんが…)。ここに紹介したい。
(★は5つが最高、あくまで泉質にこだわり、宿としての評価でない。粟野岳温泉が湧水町、以外はすべて霧島市)
湯之谷温泉「湯之谷山荘」(05年12月03日)★★★★
=宿泊、メシは期待していなかったが美味かった=
硫黄谷温泉「霧島ホテル」(05年12月03日)★
=湯量すごい!情緒ナシ=
霧島・新湯温泉「国民宿舎新燃荘」(05年12月03日)★★
関平温泉(05年12月04日)*未湯
新床温泉(05年12月04日)★★★
祝橋温泉(05年12月04日)★
霧島温泉「旅行人山荘」(06年01月23日、06年02月17日)★★★
=宿泊、桜島と錦港湾を望む絶景の露天風呂!! メシ不味い! 味の分からない修学旅行客にはお薦め=
湯之野温泉「国民宿舎みやま荘」(06年01月23日、06年02月18日)★★★★
=すごい湯花の量! 内湯に「お湯が強いため窓は閉めないでください」の注意書きあり、上写真=
霧島神宮温泉「霧島ハイツ」(06年01月23日)
=源泉は「みやま荘」と同じ、引湯する距離が長いため少々泉質が劣化=
野々湯温泉(06年01月23日)★★
栗野岳温泉「南洲館」(06年02月18日)★★
妙見温泉「石原荘」(06年02月17日)★★
妙見温泉「おりはし旅館」(06年02月19日)★★★
安楽温泉「朱峰」(06年02月18日)★★
=宿泊、メシ絶品! 板さんの包丁のさばき半端でないと見た=
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